平面裁断と立体裁断

・平面裁断

パターンメーキングの過程における裁断方法の一種で、『ドラフティング』とも言います。

身体各部の寸法を割り出し、それを基に紙上で製図していく方法です。

出来上がった型紙を布にトレースし、トワルチェック、修正を行います。

平面製図にも『囲み製図』『展開製図』など種類があります。

囲み製図と展開製図
<囲み製図> 大枠の四角を書き、あらかじめ提示された数字に従って線を引いていく方法。 簡単だが、どこにゆとりが入っているのかなどが解りづらく好みの形が作れない。 初心者向けだが、カーブの引き方によってはつながりが悪...

 

・立体裁断

パターンメーキングの過程における裁断方法の一種で、『ドレーピング』とも言います。

人体もしくは人台(ボディー)に直接布をあててカッティングする方法です。

通常はトワル生地(シーチング )の厚みの近いものを使用しますが、特性のある生地を使う場合は実際の生地で立体裁断する場合もあります。

裁断し終わったものはマーク付けをして人台から外し、布に写したり、紙に写して平面製図で修正してパターン作成します。

人台に対してゆとりやデザインを入れながら布で形を作っていくので熟練した技術が必要で、とても難しい方法とされています。

 

・ラブオフ

出来上がっている服をパターンにトレースする方法です。

立体的なジャケットなどは地の目に合わせて目印となる糸を通し、寸法を測りながら写していきます。

平面的なカットソーアイテムは服に紙や布をあてて写していきます。

写したものを紙面上で修正し、トワルチェックをしてパターンを作っていきます。

 

~Diary~アパレル業界Diary
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ノエモバアルカ。

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