ボタンホールの大きさの決め方
ボタンホールはボタンのサイズ+厚み分(3mmが一般的)の大きさで開けます。
基本的には引っ張られる方向に平行にボタン穴を開けます。
ボタンホールの向きと長さの決め方
・力をかける方向に平行な横穴の場合は力がかかる方向に厚み分を延長し、反対側に釦サイズ分の長さをとります。(前中心につく横穴など)
前中心
カフス
・力をかける方向に直角な縦穴の場合は、上向きに厚み分を延長し、下向きにボタンホールのサイズ分長さをとります。(前立てに開けるボタンホールなど)
前たて
(前たては前縦幅が狭く、横向きに穴を開けられないので縦穴になります。)
ポケット
ポケットのボタンホールはポケットにものを入れた時に下向きに力がかかるので、下向きに厚み分を延長し、上向きに釦サイズ分の長さをとります。
ボタンホールの位置の決め方
・前中心釦
シャツは上端から釦分の長さ分下がったところが第一ボタンになり、そこから等間隔にボタン位置を設定します。
間隔は8〜10cmくらいが一般的です。
ワンピースは、上端から釦分の長さ分下がったところが第一ボタンになり、そこから等間隔にボタン位置を設定します。
ウエストシェイプのデザインの場合、ウエストに力がかかって開いてしまうのでウエストラインに必ずボタンが来るように設定します。
間隔は9〜11cmくらいが一般的です。
ポケットやタブにつけるボタンなど
ボタンホールを開ける際の注意点
ボタンホールには力がかるので、開ける位置の生地をしっかりとさせておく必要があります。
裏に芯を貼ったり、生地によっては当て布をして厚みを増すことで着用による伸びを防ぐことができます。
ボタンホールの種類
・ネムリ穴ボタンホール
一般的なボタンホール。シャツ、ワンピース、薄手のジャケットなど。
・鳩目穴ボタンホール
ボタンの通りをよくするためにボタンの先端に鳩目(アイレット)と呼ばれる穴が空いているボタンホール。
フォーマルなジャケットや厚手のジャケット、コートなどに使われる。
・玉縁ボタンホール
糸でかがるのではなく、共生地をバイアスに切ってボタンホールの縁(玉縁)を作ったボタンホール。
ほつれやすく、糸のボタンホールでは滑脱(生地がほつれて糸が外れてしまうこと)しやすい生地などにボタンホールを開ける場合など。
・落とし穴
ネムリ穴の中心にメスを落とさず、飾りとしてつけるボタンホール。
外さないデザインのボタンホールやただ単にデザインとして使うこともある。
・糸ループ・既製ルーパー
糸を編んでひも状にしたものを引っ掛ける糸ループと既製の伸縮性のある糸ループ、共生地で作る布ループ。
ボタンホールではないですが、ボタンを止める方法として紹介します。
引っ張りに弱いのであまり力のかかる部分には使えない。
被りのワンピース、ブラウスの首後ろや付き合わせの前たてなどに使われる
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