タックの種類
タックは作る位置やデザインによってたたむだけのものやステッチでおさえたりなど色々な縫製をすることができます。
デザインに合わせて長さやタック巾なども調節してください。
タックの展開方法
・タック分をフレアーにしない場合
タックで型紙を開いた分をフレアーとしてすそに逃がしたりしない方法です。
シルエットを変えずにタックを作りたい時など
1、タック展開線を入れます。
2、タックを開く側と反対側の仕上がり線と展開線の交点を基点にしてタック分として開きたい分量をタック位置で開きます。コンパスで半円を描いて開くと正確な長さが出しやすいです。
3開いた部分をたたみ、ルレットでトレースします。基点になった部分はラインが歪んでいるので綺麗に引き直します。
・身頃を展開する例
・スカートを展開する例
・タック分をフレアーにする場合
タックで型紙を開いた分をフレアーとしてすそに逃がす方法です。
元のシルエットからフレアー分ふんわりとしたシルエットになります
・タック分と同じ分量を展開する場合
1、タック展開線を入れます。
2、バストライン、ヒップラインなどに平行に展開分を開きます。
3開いた部分をたたみ、ルレットでトレースします。基点になった部分はラインが歪んでいるので綺麗に引き直します。
・身頃を展開する例
・スカートを展開する例
・タック分と違う分量を展開する場合
1、タック展開線を入れます。
2、タックを開く側と反対側の仕上がり線と展開線の交点から開きたい長さの半円をコンパスで描きます。2つの円と接する線を引き、2箇所の接点と展開したポイントを合わせます。
3、開いた部分をたたみ、ルレットでトレースします。基点になった部分はラインが歪んでいるので綺麗に引き直します。
・ダーツをタックとして始末する場合
ダーツ分をタックとして始末する場合です。
ダーツ分をたたむだけなのでシルエットは変わりません。フレアー分を入れたりタック分量を増やしたい場合は上記の方法を参照してください。
1、タック展開線を入れます。
2、ダーツをタックを作りたい位置に移動します。
3開いた部分をたたみ、ルレットでトレースします。
・身頃を展開する例
・スカートを展開する例
・ルレットでのトレース
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