ハンガーイラストの描き方

型紙を引く際やデザインを提案する際にアパレル業界では『ハンガーイラスト』というデザイン画を描きます。

 

通常デザイン画と言われると、モデルさんがカッコよく服を着こなしているようなものを思い浮かべるかと思いますが(スタイル画・ファッションデザイン画などと呼ばれます)、ハンガーイラストは正面・背面(側面)からまっすぐお洋服を見た時のデザインを正確に描くものです。

 

デザイナーがパタンナーに型紙依頼をする際、実際のデザインを商談で決めたりする際に必要となり、より現物の想像がしやすいようにイラストに柄を入れたりステッチ線などファッションデザイン画では省かれるような細かいデティールも描いていきます。

イラストだけを見て型紙を決めたり、受注をとることもあるのでイラストから仕様変更にならないよう縫製の仕方などについてもしっかりと考えながら描いていかなくてはなりません。

 

企業によってはテンプレート(デザイン画の元になるボディの絵型)があるところもあり、元のパターンからどこをどうやって展開していくかを明確にしていることもあります。

 

ボディをベースにして描くとバランスが取りやすいです。

バックネック〜ウエスト(Mサイズ:38cm)、ウエスト〜ヒップライン(Mサイズ:19cm)くらいを目安に丈や縦のバランスを決めます。

横幅は立体だと実際の寸法より短く見えるので少し小さめの比率になるようにします。

 

 

~Diary~アパレル業界Diary
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ノエモバアルカ。

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