スカートを広げると円形になるデザインのスカートをサーキュラースカートと言います。

たっぷりのドレープが特徴的なデザインです。
サーキュラースカートを作成する際、ウエスト・裾を丸く切ったパターンを使用する方をよく見かけますが、スカート原型から展開することでドレープの入る位置を設定でき、シルエットが綺麗に仕上がります。

・パターン展開について
パターンのダーツ分とフレアー分を一緒に展開します。
中心線と脇線が直角になるようフレアー分を展開します。
パターン内の展開線に対して脇の展開分が半分になるように設定してください。
前後同様に展開します。

繋がり良く裾とウエストラインを引き直します。

・出来上がったパターンの地の目の取り方について
・前中心に平行
脇や後ろ中心にファスナー明きをつける場合に、ファスナー付け位置がバイアスになると生地が伸びて縫製がしにくくなるためこの地の目の取り方をします。
バイアスの裾位置が重みで伸びやすいので注意してください。
・バイアス取り
バイアスに地の目を取るとドレープの落ち感を綺麗に出すことができます。
中心、脇の裾位置が重みで伸びやすいので注意してください。

・裾始末について
円形で縫う箇所によって地の目が変わったり、縫う距離が長いので広幅の3つ折りなどは適していません。
・3〜5mm幅ほどの細幅3つ巻き

・パイピング

・見返し

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